僅か2日ですが

僅か2日の接触ですが、皆さんが非常に精力的に
ブログを書いておられるのに感心しました。
非常に真剣に、しかも真面目な視点で物事を見つめている
方も少数とはいえ散見されるのも嬉しいことです。

終戦記念日があったので、靖国問題が多く取り上げられて
活況を呈していました。
賛否両論があるのは当然のことでしょう。
自分の育った環境、特に施された教育によって、特に年齢に
よってプロコンに色分けされているようです。

戦後61年が経過した現時点で、靖国問題を挟んで、こうも
世の議論が沸騰すること事自体が少々異常事態に思えてきます。

中国や韓国に敵意を持ち始めている若年層も散見され、それが
安っぽい愛国心にすり替わっていく愚かさだけは繰り返して
もらいたくないものです。

私たちは、戦時中教育者を含めたその当時の大人たちから、
今の中国人を指して、チャンコロという侮蔑的言葉で呼ぶよう
教えられ、中国人(当時は支那人と言っていた)は弱い情けない
国民のように教えられたのです。全く馬鹿な大人が無知な教育
をやってくれたものです。
しかし大人の情報以外なんの情報もない当時の作られていく
わたしたち軍国少年は、そう思う以外思考する術がなかったのです。
現在の北朝鮮が当時の日本と良く似た状況にあるのでしょう。

逆に今の日本は360度、全方位で情報が溢れかえっています。
これにどう対処していくか、教育者を含めて相当突っ込んだ
議論がなされない限り、ねじれにねじれた手の施しようもない
集団や個人が出現してくる可能性が出てくるのではと一抹の
不安を感じるのです。

これが僅か2日ですが、ご近所の日記を読ませてもらった感想
です。